患者のみなさまへ

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◇かしこい受診の仕方

医師は、それぞれに得て不得手がありますから、疾患によって医師を選ぶと良いでしょう。この場合、全体の「体」の管理をしていただける「かかりつけ医師」を1名選択し、かかりつけ医師の不得手の疾患で他の専門的な医療機関で診療をした場合は、その診療情報を「かかりつけ医師」に全て提供しておく事が大切です。 歯科医師に対しても同様です。
「かかりつけ医」を選ぶ場合のポイントは

  1. 全ての疾患を自分1人で診れると過信している様な医師へは極力かからない方が良いでしょう。
  2. 医療連携に積極的な「かかりつけ医師」を選ぶと良いでしょう。
  3. 往診をしていただける医師を選ぶと良いでしょう。

緊急時の対応について

例えば、脳卒中(脳梗塞、脳出血)、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)など命にかかわるような病気が発生した(症状が出た)場合は、地域の専門病院(脳なら脳外科、心臓なら循環器外科・循環器内科)に速やかに行くことです。
ここで注意することは、

  1. 医療機関の診療科目です。診療科目はあくまでも参考として理解してください。必ずしも診療科目に書かれている科の「専門医師」がいるとは限りません。
    例えば、診療科目に「循環器」と書かれていても、急性心筋梗塞を起こした患者さんに対して、速やかに心臓カテーテルが出来る循環器の医師と設備があるかどうかということです。
    このような時の為に、日ごろから、地元で常時対応できる専門的な病院を探しておくと良いでしょう。
  2. このような急性発症の場合は、かかりつけ医を経由して行くような余裕はありません。速やかに専門病院に行き、治療を受けた後で事後報告すると良いでしょう。

◇相談コーナー

無料なんでも相談コーナー

医療機関、介護事業所、保険調剤薬局にかかって、疑問等を感じられている場合は、何でもご相談ください。分かる範囲でアドバイスなりお答えをいたします。
(ここでのアドバイス等については、私的な考えのものも含まれていますので、その点ご了解の程お願いいたします)

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